イベント情報

第23回Top Runners in TRS

Translational and Regulatory Sciences

TRSに掲載された国内向け研究論文(日本語論文)について

AMED感染症創薬産学官連絡会 | AMED Public and Private Partnerships for Infectious Diseases R&D

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開催概要

名称 第5回 Translational and Regulatory Sciencesシンポジウム
ー第2回AMED新型コロナウイルス感染症対策関連研究開発事業の成果報告会ー
日時 令和4年1月13日(木)9時45分〜17時30分
令和4年1月14日(金)10時00分〜17時45分
開催形式 Zoomによるオンライン配信
事前申込URL 下記のZoom登録サイトからお申し込みいただけます。
https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_hHS-kLwjTomipN9n_Y2-lg
参加費 無料(※通信費自己負担)
概要 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)については最初の報告から約2年が経過し、新しい生活様式も定着してきました。国内のワクチン接種も順調に進み、感染防止策も進んできました。また、治療薬開発も進み、経口治療薬の実用化も進んでいます。今後は、ワクチン接種と治療薬を使うことで、経済を回しながら、生活していくフェーズに入ったと考えられます。
そのような状況の中、我が国においても国産のワクチン・治療薬等の開発のため、多岐にわたって研究開発の支援を行ってきており、特に、AMEDでは「創薬支援推進事業」、「ワクチン開発推進事業」、「新興・再興感染症研究基盤創生事業」及び「新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業」といった医薬品開発に関する4つの事業を通してCOVID-19に関する、基礎研究から実用化までの一連の研究開発を支援してきました。
6月に行った第1回成果報告会から約半年が経過し、研究開発課題の進捗や前回お伝えすることのできなかった幅広い成果をあらためてお伝えする機会として今回の成果報告会を開催させていただく運びとなりました。
前回と同様に成果報告会を主催するキャタリストユニットは、AMEDの取り組みの一つとして、オールジャパンにおける医薬品創出の推進力を強化する目的として整備された創薬支援推進ユニットの一つです。創薬支援ネットワークをはじめとする医薬品プロジェクトに関する広報活動・情報発信の拠点として活動しています。
今回も、COVID-19に関する疫学的特徴やウイルス変異株に関する研究をはじめ、診断法、免疫応答、重症度に応じた治療薬開発、重症化予測、ワクチン開発など、研究者の先生方にご報告頂きます。
COVID-19を理解し、一刻も早く克服する方法を探る機会として活用いただけるよう、ぜひ多くの方のご参加をお願い申し上げます。
なお、当シンポジウムはオンライン開催となります。
ポスター
PDF(2MB)
抄録集
日本語

PDF (1.7MB)
抄録集
英語

リンク
お問い合わせ AMED新型コロナウイルス感染症対策関連研究開発事業成果報告会事務局
E-mail:id3catalyst"AT"medical-bank.org
※E-mailは上記アドレス"AT"の部分を@に変えてください

プログラム

1日目 1月13日(木)

9時45分〜
10時00分
挨拶

堀 正敏(キャタリストユニット代表)
三島 良直(AMED理事長)

10時00分〜
12時10分
基盤研究とその応用
座長:倉根 一郎 先生

コロナ制圧タスクフォースこれまでの取り組み
福永 興壱(慶應義塾大学医学部内科学教室(呼吸器) 教授)

呼吸器オルガノイドやiPS細胞を用いたSARS-CoV-2研究
高山 和雄(京都大学iPS細胞研究所 講師)

新型コロナウイルスにおける細胞核の役割
岡本 徹(大阪大学微生物病研究所 教授)

新型コロナウイルスに特異的なT細胞の抗ウイルス機能と抗原認識機序の解明
上野 貴将(熊本大学 ヒトレトロウイルス学共同研究センター 教授)

新型コロナウイルスの免疫プロファイリング研究とその応用
高橋 宜聖(国立感染症研究所 治療薬・ワクチン開発研究センター センター長)

SARS様ウイルスに対する広域防御能有するワクチン開発
黒﨑 知博(大阪大学免疫学フロンティア研究センター/大阪大学感染症総合教育研究拠点/理化学研究所生命医科学研究センター 特任教授)

13時00分〜
15時00分
治療薬開発
座長:俵 修一 先生

変異ウイルスに対応可能な中和抗体の開発
森山 彩野(国立感染症研究所 治療薬・ワクチン開発研究センター 主任研究官)

SARS-CoV-2に対する人工中和抗体 Monobody の開発と応用
岩谷 靖雅((独)国立病院機構名古屋医療センター 臨床研究センター 感染・免疫研究部 部長)

中和モノクローナル抗体を用いた新型コロナウイルス感染症(COVID-19)治療法の開発
松下 修三(熊本大学ヒトレトロウイルス学共同研究センター臨床レトロウイルス学分野 特任教授)

COVID-19の凝固プロファイルの評価と肺微小血栓形成病態の重要性
春日井 大介(名古屋大学医学部附属病院救急科 病院助教)

15時30分〜
17時30分
治療薬開発
座長:明石 敏 先生

アンチセンス核酸による新型コロナウイルス感染症治療薬の開発研究
小比賀 聡(大阪大学薬学研究科 教授)

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する中分子ペプチド治療薬開発
三神山 秀勲(塩野義製薬株式会社・先端医薬研究所 ディレクター)

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する経口治療薬の研究・開発とその進展
満屋 裕明(国立研究開発法人国立国際医療研究センター 研究所 所長)

新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) 等新興・再興感染症に対する核酸代謝拮抗剤の開発
南川 典昭(徳島大学大学院医歯薬学研究部 教授)
前仲 勝実(北海道大学大学院薬学研究院 教授)

2日目 1月14日(金)

10時00分〜
12時00分
診断法・重症化予測
座長:山口 照英 先生

CRISPRを用いた高感度ウイルスRNA検出技術の開発
西増 弘志(東京大学 教授)

抗I型インターフェロン抗体はCOVID-19重症化のリスク因子となる
岡田 賢(広島大学大学院医系科学研究科 小児科学 教授)

Long COVIDに対する臨床的、基礎的解析
杉山 真也(国立国際医療研究センター 副プロジェクト長)

人工知能を用いたCOVID-19の重症度予測システムの実用化
田岡 和城(東京大学 助教)

治療効果ガイドとしての末梢血IL-6及びSARS-CoV-2 RNAの可能性システムの実用化
西井 基継(横浜市立大学 救急医学 講師)

13時00分〜
15時00分
基礎研究
座長:神田 忠仁 先生

新型コロナウイルス感染症後遺症の病態生理の多分野融合による解明
石井 誠(慶應義塾大学 准教授)

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の原因PPIを標的とする合成中分子阻害剤の合理的設計プラットフォーム
大澤 匡範(慶應義塾大学・薬学部 教授)

アフリカにおける新型コロナウイルス感染症対策の確立に向けた研究
澤 洋文(国立大学法人 北海道大学 人獣共通感染症国際共同研究所 教授)
阿部 遥(国立大学法人 長崎大学 熱帯医学研究所 助教)

インドネシアにおけるSARS-CoV-2血清疫学調査とウイルスゲノム解析
森 康子(神戸大学大学院医学研究科附属感染症センター臨床ウイルス学分野 教授)

15時30分〜
17時30分
ワクチン開発
座長:平井 敬二 先生

「COVID-19ワクチンモデルナ筋注」の国内開発
森 光宏(武田薬品工業株式会社グローバルワクチンビジネスユニット日本開発統括部 部長)

ワクシニアウイルスベクターを基盤とした新型コロナウイルスワクチンの創出
安井 文彦(公益財団法人東京都医学総合研究所 感染制御プロジェクト プロジェクトリーダー)

センダイウイルス(SeV)ベクターの経鼻SARS-CoV-2ワクチンの開発(第2報)
島崎 竜太郎(株式会社IDファーマ 取締役副社長)

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対するレプリコンワクチンの開発
赤畑 渉(VLP Therapeutics Japan合同会社 代表職務執行者 兼 最高研究開発責任者)

17時30分〜
17時45分
挨拶

岩﨑 甫 先生(AMEDプログラムディレクター)

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