科学技術の成果を最適なかたちで社会に適応させる科学
レギュラトリーサイエンス
レギュラトリーサイエンスは新しい発見・発明の評価を科学的に行い、その技術の有効性・安全性を担保した上で、社会で最大限に活かされるように適正に規制する科学。
昭和62年当時国立衛生試験所(現国立医薬品食品衛生研究所)の内山充博士によって、「科学技術の進歩を、真に人と社会に役立つ最も望ましい姿に調整(レギュレート)するための、評価・判断の科学」と提唱された概念。
平成23年8月19日に閣議決定された「科学技術基本計画」で、レギュラトリーサイエンスは「科学技術の成果を人と社会に役立てることを目的に、根拠に基づく的確な予測、評価、判断を行い、科学技術の成果を人と社会との調和の上で最も望ましい姿に調整するための科学」とされている。